「イーロン・マスク」 〜我らがTwitterをXにしてしまった実業家〜

イーロン・マスク上巻書影
イーロン・マスク下巻書影
目次

はじめに

我らがTwitterをXにしてしまった実業家…イーロン・マスク。
その軌跡を、伝記の名手ウォルター・アイザックソンが描いた話題作をAudibleで聴きました。

PayPalの共同創業から始まり、スペースX、テスラ、ニューラリンク、AI、ゲーム…と、
あまりに多岐にわたる事業。
そのスピード感と破壊力に圧倒されながら、FIREを達成した今も考えさせられる1冊でした。

書籍データ(Audible)

タイトル  :イーロン・マスク(上・下)
著者    :ウォルター・アイザックソン
ナレーション:大谷幸司
再生時間  :上巻 約12時間40分/下巻 約12時間28分

本書の内容:天才の頭の中をのぞくような濃密さ

アイザックソン氏の徹底した取材により、
マスク氏のビジネス上の意思決定、感情的な葛藤、チームメンバーとの衝突などが、
かなり生々しく描かれています。

成功者というより、「強引な改革者」としての顔が前面に出ており、
読んでいてヒリつくような場面もたくさんあります。

読んで感じたこと:経営も人生も、合理性と狂気のあいだ

マスク氏の行動は「正気と狂気の紙一重」。
天才が突き進む道を描きながら、その裏にある不安定さや危うさもリアルに感じました。

正直に言えば、「これは自分には真似できない」と感じると同時に、
「でも、どこか共感してしまう」瞬間もありました。

FIRE視点で読んだときの気づき

私はFIRE達成後の自由な暮らしを重視していますが、
この本を読んで、「マスクのような生き方は真逆だけど魅力的」と感じました。

FIREが“引く力”だとすれば、マスク氏は“押す力”。
どちらも「自分の時間を、自分で使う」という意味では、実は通じているのかもしれません。

ゲーム好きなマスク氏に共感w

ちなみに、マスク氏は大のゲーム好き。
『サイバーパンク2077』や『ELDEN RING』などをプレイしているとのことで、
「ああ、この人もただのオタク気質があるんだな…」と妙な親近感が湧きましたw

こんな人におすすめ!

  • FIREを目指す中で「働く意味」を問い直したい人
  • 自由と責任のバランスに悩んでいる人
  • 経営者のマインドや決断の裏側に興味がある人
  • イーロン・マスクという人物の“善悪含めた全体像”を知りたい人

総評

イーロン・マスクという存在のすごさと怖さが、よく伝わる一冊でした。
彼を完全に肯定することは難しいけれど、「自分の人生を自分で決める」その姿勢は本物

遠くから見守りながら、たまに触れるくらいの距離感がちょうどいい――
そんなふうに思える、刺激的な読書体験でした。

イーロン・マスクに惹かれる人も、苦手な人も。
“極端な自由”を生きる人の姿から、
自分自身の生き方を見つめ直すきっかけになると思います。

イーロン・マスク
総合評価
( 3 )
メリット
  • イーロン・マスク氏の人となりや経歴がわかる
  • 宇宙事業やAIなどの背景が学べる
  • 長いけれど、波乱万丈で面白い
デメリット
  • マスク氏のパワハラ気質に嫌悪感を抱く読者もいそう
  • 上下巻で長い。人を選ぶ作品

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