
はじめに
Audibleで『アルゴリズム思考術――問題解決の最強ツール』(ブライアン・クリスチャン、トム・グリフィス著)を聴きました。
本書は「人生のあらゆる選択や判断を、アルゴリズムの力でより良く導こう」というコンセプトに基づいた、
実践的な問題解決の技術書です。
難しそうなタイトルですが、実生活に役立つ具体例が豊富に紹介されており、
意外なほど“日常使い”できる内容でした。
日々の生活は無数の選択と判断の連続です。私たちは経験や直感に頼ってこれらをこなしていますが、
本書は「アルゴリズム」という視点から、より効率的な意思決定方法を提案しています。
教科書的な内容なので、目次で気になるところから読んで、
自分のペースで咀嚼する方が良いかもしれません。
日々の判断や問題解決に科学的アプローチを取り入れたい方におすすめの一冊です。
物件探しと「最適停止問題」
現在、私は引っ越しを検討中で物件サイトを日々チェックしていますが、
良い物件はすぐに消え、微妙な物件は長く残り続けるという現象に悩まされています。
一生に一度の大きな買い物なのに、投資家や富裕層は優良物件を即決で購入していくため、
素人が勝ち目を見出すのは困難です。
そこで本書が紹介する「最適停止」という考え方が参考になります。
これはいわゆる「手打ち」のタイミングをアルゴリズムで最適化する方法です。
物件の良し悪しを「見る」経験を積んだ後、
適切なタイミングで「跳ぶ」(購入に踏み切る)ことが成功率を高めるポイントになります。
見続けるだけでは永遠に購入できませんが、跳ぶための判断力を養うには、見続けることが不可欠なのです。
ToDo管理の新しい視点
「ToDoはリスト化するのではなく、スケジュール帳に書き込め」という助言には強く共感しました。
私たちの多くは、ToDoリストに項目が残り続ける経験をしているでしょう。
人間は締め切りがなければ、いつまでも行動に移せないものなのです。
また、「健康になりたい」などの抽象的な目標は、具体的なタスクに細分化し、
スケジューリング可能なレベルまで落とし込むことが重要だと説かれています。
これはFIRE(経済的自立・早期リタイア)後の私の生活にも当てはまります。
「いつか〇〇したい」と思いながら、日々があっという間に過ぎ去っていく焦燥感は、
適切な目標設定とスケジューリングで解消できるかもしれません。
日常に活かせるアルゴリズム思考
本書には他にも日常生活に応用できるアルゴリズムが豊富に紹介されています。
時に冗長とも感じるほど丁寧な解説は、
私たちの思考や生活をアップデートするヒントに満ちています。
- どこでランチを食べるか
- メールをどう整理するか
- どの順番で家事をこなすか
本書は、そんな些細な場面を例に挙げながら、
行動の効率化や判断力の向上につながる思考法を解説してくれます。
私もぜひ日常に取り入れてみようと思いました。
- 日常で使えるアルゴリズムが豊富に紹介されている
- 決断やスケジュール管理など、汎用性が高い
- 自分の生活をアップデートする視点を得られる
- とにかく長い。目次で面白そうな章から読むのもアリ
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